『訃報』

忘れもしない、1990年12月23日。 スポーツを観て泣いたのは、この日が初めてでした。 能力の限界の壁、ルールの壁、 そういうものを乗り越えていく彼の姿は、 チープな言葉になってしまうかもしれませんが、 本当に感動的でした。 '89年のマイルCSで見せてく…

『VOCALOID』

昨年、娘っ子に『ワールドイズマイン』 という曲を教えてもらって以来、 僕のiTunesのライブラリが 『VOCALOID』の曲で溢れかえっています。 最近はカラオケにも少なくない数の曲が入っていて、 娘っ子たちとカラオケにいくと 『VOCALOID』の曲かアニソンか…

『Re:リスタート』

リスタートと銘打ってから、早や1年近く…… 何をやってんだかなぁ…。 去年の夏に病気が悪化し、『死』というものをリアルに実感してから、 文章を書くなんてことが、とてつもなく難しいことに思えて、 ずっと放置していたこのBLOGですが、 ついさっき、愛する…

『リスタート』

気付いたら2ヶ月近くサボってしまいました。 自分のこういうところ、もう大嫌いです。 このところ肉体的にも精神的にもかなりやられておりまして。 昔から夏の暑さに対する抵抗力が一切なく、 1アクション毎にHPが10ぐらいずつ減っていく中、 さらに持病の睡…

『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』

前作『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』の公開から早2年。 長かったなぁ。 もう少し客足が落ち着くまで我慢するつもりだったのですが、 案の定耐えきれず、本日、観に行ってまいりまいた。 と、冷静に文章が書けるのはこのあたりまで。 間もなく暴走します。 …

『46番目の密室』

なにか面白いミステリーはないかと思い、 娘っ子が好きだと云っていた有栖川有栖を読んでみました。 多作の作家さんはどれから手を付けてよいのかわからないので、 娘っ子のおすすめ、『46番目の密室』を。 例によって例のごとく、Amazaonからあらすじを引用…

『Michael Jackson』

今日は所用で朝から遠出をしていて、 道端の喫煙スペースで出会った人のこと、 娘と食事をしたこと、 帰りの新幹線に乗る前のこと、 楽しいこと、嬉しいこともたくさんあったのですが、 それは僕の心の中に留めておいて、 一人の偉大なミュージシャンについ…

『付喪堂骨董店』

ここ数作、予備知識なしで呼んだ本に当たりがなかったので、 同時期に買ったこの本にも そこはかとない不安を感じていたのですが、 よっしゃ。 久しぶりに当たり引いた。 僕は単純にこういうテイストのお話が好きなんでしょうね。 まずはあらすじを。 この世…

『キラレ×キラレ』

今日は中学時代からの友人二人とお出かけ。 カフェを2店ハシゴして、4時間ほどくっちゃべってました。 彼らと話しているといつも思うこと。 世の中にはいろんな趣味・嗜好の人がいる。 ほんとに奴らの話にはいつもあっけにとられます。 そんな友人の片方に薦…

『イナイ×イナイ』

『零式』

このところ、ちょっとSFを読みたい気分になっていたので、 ハヤカワ書店コーナーを重点的に見回してました。 僕は海外の作品が(SFに限らず)あまり得意ではないので、 『雪風』みたいな和製SFを探していたときに見つけた本、『零式』。 まずはあらすじを引…

『紅はくれなゐ』

ライトノベルにしてはちょっと異質な表紙絵。 あらすじを読んでみると、 どうやら遊郭で展開されるミステリー物。 うん、これは面白そうだ。 西尾氏の新作を読んで以降、 メルトダウン寸前までに高まった読書熱にあおられて 深く考えず衝動的に手に取った本…

『偽物語(下)』

今月最大のイベント。 待ちに待った西尾維新氏の新刊、 『化物語』シリーズ最新作『偽物語』の発売日。 本の発売日がここまで待ち遠しかったのは 『ファイブスターストーリーズ』以来です。 まずは講談社の公式サイトからの引用を。 青春は、にせものだけで…

『アクセル・ワールド(2)』

今月は発売日が待ち遠しかった本が2冊もあります。 そのうちの1冊、『アクセル・ワールド』の第2巻。 大き過ぎる期待は大きな失望を産むのもわかっているのですが、 あれだけ1巻が面白いと、 どうしても期待値は大きくなってしまいますよね。 Amazonのあらす…

『手のひらに物の怪』

昔はファンタジー小説といえば、 ”中世ヨーロッパ風の、剣と魔法の世界”が鉄板だったのですが、 最近は和風ファンタジーもたくさん見かけるようになりました。 陰陽師、密教、怪異、アヤカシetc... 孔雀王からこっち、このてのテーマもお気に入り。 それっぽ…

『QED 鬼の城伝説』

ずいぶん前から友人に借りている『QEDシリーズ』、 そろそろ返さねばと思い、 読んでなかった3タイトルを読了しました。 別々のエントリーにしようかとも思ったのですが、 感想がかぶってるので3冊まとめて。 『QEDシリーズ』を読んだときは毎回書いている気…

『QED 鎌倉の闇』

『QED 龍馬暗殺』

『当選』

自慢じゃありませんが、 僕はクジ運というものにまるで恵まれていません。 全般的にはわりと運の良い人生を送っていると思うのですが、 ことクジ運に関しては良かったためしがありません。 なので雑誌の懸賞なんかには 応募する気もおきませんでした。 ”どう…

『狼と香辛料 Side Colors I,II』

もしかするとこのBLOGの最多登場作品かもしれない 『狼と香辛料』の新刊です。 コンスタントに新刊がでるというのは 読者としてはありがたいことなのですが、 今作は本編の続きではなく、外伝的なサイドストーリー。 僕はこのてのサイドストーリーがあまり好…

『第76回東京優駿』

1日遅れのダービー観戦記。 ここ5年ほど、ダービーは府中まで観に行ってたのですが、 今年は諸事情あってTVでの観戦に。 当日、府中は土砂降りの雨。 観に行かなくて正解だったのかな。 レースはジョーカプチーノの大逃げで始まりました。 この馬場にしては…

5月目録

それでは5月の目録を。 『アスラクライン(1)〜(10)』 三雲岳斗 『幻影のペルセポネ』 黒田研二 『世界樹の迷宮』 嬉野秋彦 『おしえて 何故ならしりたがりだから』 片桐仁 『IS(インフィニット・ストラトス)』 弓弦イズル 月間合計14冊、BLOGを始めて…

『チャンピオンズリーグ決勝』

待ちに待ったCL決勝、バルサvsマンチェスターU。 朝早く起きてリアルタイムで観ようかとも思ってたのですが、 朝方4時頃試合開始だったので、さすがに断念。 今年の舞台はローマ・オリンピコスタジアム。 馬鹿じゃなかろうか。 せっかくの決勝戦、しかもこの…

『IS(インフィニット・ストラトス)』

メカ物というだけで食指が動いてしまうのは 悪い癖だというのはわかってるんですけどねぇ。 どうにも止められないわけで。 そんなわけで、かなり悩んだ挙句に読み始めた 『IS(インフィニット・ストラトス)』 Amazonのあらすじを引用します。 女性にしか反…

『第70回優駿牝馬(オークス)』

競馬の話。 毎年、新馬戦の始まる前に、 その年デビューする2歳馬の中からお気に入りを数頭選んで、 馬主になった気分でその仔たちを追いかけてます。 まぁ、ペーパーオーナーゲームのようなものです。 今日、去年選んだ仔の1頭、ブエナビスタが オークスに…

『おしえて 何故ならしりたがりだから』

ラーメンズの公演を観にいって以来、 ラーメンズ病が悪化、 ラーメンズのネタを絡めずに日常会話を行うことが まるでできなくなってます。 暇さえあればライブDVDを観てます。 そんな自分に追い討ちをかけるように、 ラーメンズの椎名林檎と関係ない方、 片…

『ご先祖さま』

映画『GOEMON』を観たあとで、ふと気になったことが。 歴史上の人物をモチーフにしたフィクションって、 その子孫の方はどういう思いで見てるんだろ。 僕の母方のご先祖様に たまに時代劇やマンガに登場する方がいます。 (調べたわけではないので本当かどう…

『第4回ヴィクトリアマイル』

競馬を見始めて20年以上になりますが、 僕には牝馬で好きな馬というのがほとんどいません。 今、思い返してみても 牡馬であればサイレンススズカ、オグリキャップを筆頭に 枚挙に暇がないといった感じなのですが、 牝馬だとファビラスラフインぐらいしか思い…

『GOEMON』

ヱヴァの公式フリーペーパーを手に入れるために 映画館まで足を運んだのですが、 ついでに前々から気になっていた映画、 『GOEMON』を観てきました。 監督の紀里谷和明氏は宇多田ヒカルの元ご主人。 宇多田ヒカルのご主人……なんて羨ましいポジションなんだ。…

『世界樹の迷宮』

相変わらずちょこちょこと進めている 『世界樹の迷宮』の攻略サイトを見ていたら、 ”小説版の設定だと……”といった書き込みがありました。 小説版。 それは読むしかないでしょう。 もともとこの『世界樹の迷宮』にはキャラ設定がまったくなく、 自分で好きな…