『エア新書』

ここ2〜3年、本屋さんに行くと、
やたらと新書が平積みになってたりしますよね。
バカの壁』とか『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』とか
『人は見た目が9割』とかが流行った頃からですかね。


僕が新書を読むときは、
”専門的な分野、業界についてちょっと知りたいときの入門書”
というような感じのものが多く、
最近だとこのBLOGにも書いたように、
IT関係広告関係の新書を読んだりしています。


最近本屋さんで並んでいる新書は、
2匹目,3匹目のどじょうを狙ったようなタイトルや、
馬鹿の一つ覚えみたいに『○○力』という
そんなに力が欲しいか?ならばくれてやる!って
ジャバウォックが心の中で叫んでそうなタイトルばかりですが、
売れ行き的に良い評判を耳にするのは、
やはりタイトルが面白いもののように感じます。


今回読んでみたエア新書
”この人、こんな新書出してそう”とか、
逆に”この人がこんな本書くわけないだろ”みたいな
それっぽいタイトル、キャッチコピーをつけた
架空の新書の表紙を集めたものです。
よくわからない説明になってしまっているので、
いくつか例をあげると、


『エグゼクティブはみんなホトトギスを飼っている』
 織田信長豊臣秀吉徳川家康 著

地球の歩き方中田英寿 著

『顔は変わってあたりまえ』 押切もえ 著


こんなんが全部で100編、収録されてます。
こういうシニカルでシュールな笑いは
わかってもらえる人ともらえない人、
真っ二つだと思いますが、
わかる人にはめちゃめちゃ面白いです。
本屋さんで見かけたら
試しに手に取ってみて下さい。


『それでも新書は儲かる!
 ー 考えるな、出し続けろ』


エア新書―発想力と企画力が身につく“爆笑脳トレ” (学研新書)

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