『とある魔術の禁書目録(1)』

先日、高校時代の友人が
僕の作ったビールを飲みにきてくれました。
昼過ぎから10時間ほど、
二人で計5Lほど飲み倒してしまいました。


で、その間の話題はず〜っとヲタ話。
高校の頃はお互いそんな話したことなかったんですが……
っていうか、あいつ、いつの間にそこまで。


二人ともラノベ読みなので、
あれが面白かっただのこれはイマイチだの
情報交換にいそしんでました。
そんな中、二人して読んでなくて、
二人とも読んでみたいと思ってた作品が
とある魔術の禁書目録でした。
さすがに17巻まで出てると集める気も起きなくて。


なんですが、
その後、とある手段で15巻まで入手したので読んでみました。
詳しくは書きませんが、i文庫、最高。
挿絵が見れないのが、ちょっと残念だけど。


前半、どうしても文章のリズムに乗りきれず、
何度か挫折しかけたのですが、
途中から面白くなってきて
結局1日で読み切ってしまいました。


読み終わって最初の感想。
”みんな、ラピュタ大好きなんだな”


オマージュ、影響を受けた、インスパイア、リスペクト、パ○リ
いろいろ云い方はありますが、
このとある魔術の禁書目録
1巻に関しては、わかりやす過ぎるくらいラピュタです。


空から降ってくる少女。
少女に降りかかる危機。
わけもわからず巻き込まれる少年。
少女を助けるために戦う少年。


エヴァ』の庵野秀明氏が『ナディア』を作る際、
NHK側から”『ラピュタ』を作って下さい”
って云われたそうだし、
そーいえば、
西尾維新氏の『化物語』の第1話、『ひたぎクラブ』も
空から降ってきた少女を助ける話だったな。


正直、もうちょっと文章が上手ければ…と思う作品ですが、
とりあえず手元に15巻まであるので、
ちょっとずつ読んでいこうかと思ってます。


『……待ってろよ。
 今度は絶対、完璧に助け出してみせるから』