『らき☆すた』

先日、娘っ子とメールをしていたときのこと。
彼女とは今度カラオケに行く約束をしているのですが、
とんでもないリクエストをいただきました。

”K2の、もってけセーラー服、楽しみにしてるね♪”

……いや、歌えないっすよ、そんなの。
だって『らき☆すた』観てないし。
歌自体は何度か聴いたことあるけど、
とても僕が歌える曲じゃないような気が……。

そんな訳で『らき☆すた』を観てみました。
いや、期待にはできる限り応えたいなぁと、ね。
別に期待なんてされてないかもですけど。

実は前にも一度観てみようと思ったことがあったんですが、
1〜2話観て、止めてしまったんですよね。

改めて観てみると……面白いなぁ、これ。

特にイベントがある訳でもなく、
ただただ淡々とお話が続いていくんですが、
その中にヲタのツボをくすぐる小ネタが満載です。
全部小ネタでできてるって方が正しいかな。

ただ、この小ネタを拾うには
恐ろしく幅広い世代の知識が要ると思うんですよ。
オープニングの”怪物くん”のパロディなんて、
うちの娘っ子の世代じゃ絶対わからない気がする。
モンハンネタだって、
ゲームやらない人はピンとこないだろうし。
かく云う僕も、まったくわからないネタがいっぱいあり、
ついて行けない部分もあったのですが、
そこはそれ、長年のヲタ経験でカヴァーしながら観てました。

『エヴァ』とは違った意味で、
お話がきちんと成立していなくても
面白いものを作ることはできるということを
再認識したアニメでした。

『「さあ始まるザマスよ」
　「いくでガンス」
　「ふんが〜」
　「まともに始めなさいよっ！」』

らき☆すた １ 通常版 [DVD]

……やっぱこの歌、無理だろ。