『世界樹の迷宮』

先日入手した、とあるツールのおかげで
僕のDSiのポテンシャルが格段に向上しました。


そんなこんなで世界樹の迷宮というゲームを入手しました。
当を得ない書き方になってしまっているのは……
まぁ、察してください。


突然ですが、”ゲームブック”というものをご存じでしょうか。
wikiによると、
読者の選択によって
ストーリーの展開と結末が変わるように作られた
ゲームとして遊ばれることを目的としている本
と定義されています。


パラグラフごとに番号が振ってあり、
例えば、


”君の目の前には先祖伝来の箱がある。
 なんとかして開けたいが開け方が分からない。
 箱には2つのスイッチのようなものがついている。


     ・赤いスイッチを押す→3へ
     ・青いスイッチを押す→4へ
     ・何もしない→5へ


 3:赤いスイッチを思いっきり押してみた。
  その瞬間、箱の中から何かが飛び出してきた。
  それは毒矢だった。
  君は薄れ行く意識の中で自らの不運を呪った。
  fin.


 4:青いスイッチを思いっきり押してみた。
  その瞬間、箱の中から何かが飛び出してきた。
  サイコロを1つ振れ。
     ・1の目が出たなら→6へ
     ・それ以外の目が出たなら→7へ


こんな感じで、任意もしくはランダムに選ばれた選択肢に沿って
ストーリーが進んでいきます。
一人で遊べるテーブルトークRPGとか
本を使ったアドベンチャーゲームといった感じですかね。
子供の頃、僕はこのゲームブックが大好きでした。


閑話休題


世界樹の迷宮というゲームは
世界樹”と呼ばれる巨木の中の迷宮を
マッピングしながら進んでいく
ウィザードリィ』のような3Dダンジョンゲームです。
重度の方向音痴の僕は
ゲームの中だろうがお構いなしに迷子になるので
このてのゲームは苦手だったのですが、
世界樹の迷宮の持つ
”古き良き時代のRPG”の香りに魅了されてしまいました。


特に、ゲーム中のキャラクターの台詞や
シナリオメッセージの
「さあ〜したまえ!」
「君は〜してもいいし、しなくてもいい。また〜してもいい」
といった
昔のゲームブックでよく使われていた口調がどうにも懐かしく
今でもこういう雰囲気を残したゲームが発売されていることに
ちょっと嬉しくなってしまいました。



WikiAmazonのレビューを見ると、
わりと人気のあるゲームみたいですが、
もっともっと評価されてもいい作品だと思います。
最近の、美麗なムービーを見せられるだけのゲームより、
こういう想像力を掻き立てられるゲームの方が
僕は好きです。


『君たちは、目の前に立つ兵士に声をかけてもいいし
 立ち去るのも自由だ。』


世界樹の迷宮(特典無し)

世界樹の迷宮(特典無し)