『ご先祖さま』

映画『GOEMON』を観たあとで、ふと気になったことが。


歴史上の人物をモチーフにしたフィクションって、
その子孫の方はどういう思いで見てるんだろ。


僕の母方のご先祖様に
たまに時代劇やマンガに登場する方がいます。
(調べたわけではないので本当かどうかわかりません。
 母親の云っていることなのでイマイチ信じられませんが)
彼の出ている作品を目にしても、
”あっ、出てる”ぐらいで特に深い感慨もありませんが、
これが『戦○BASARA』みたいな作品で
変に萌えキャラなんかにされてたら、
ちょっと複雑な気分かも。
映画『タイ○ニック』が流行ったとき、
生存者の方や遺族の方はどういう気分だったのかな。


と、ここまで考えてもう一つ疑問が。
僕の先祖って何人ぐらいいるんだろうか。


直系だけで考えても、
僕の両親が2人、その両親が4人、その両親が8人…。
一世代30年と仮定して、
先に挙げたご先祖様の時代まで遡っていくと
34,359,738,368人。


さ、さんびゃくおくにん?


当時の全世界の人口が3億人…。
当然、インブリードというか重複もあるだろうし、
先祖の正確な定義がわからないので
全然見当違いの計算をしているかもしれませんが、
もうみんなご先祖さま。
人類みな兄弟。
今後、”あなたの先祖は中世の貴族です”とか云われても
”うん、そうなんじゃん?”
くらいに受け止めてしまいそうです。