『ひぐらしのなく頃に』


このひぐらしく頃に』が流行ったのって、
もう2〜3年前なんですかね?
(””だけ赤で書くのがオフィシャルだそうです。)
相変わらずブームからちょっと遅れて乗っかてみました。


で、読んでみた感想。
失礼かもしれませんが……
この本、僕は全くノリきれませんでした。
つまらないのではなく、ノリきれない、
というのが正しいと思います。


この作品、もともとはゲームで
その後アニメ、漫画、小説と
メディアミックスされたようなのですが、
僕はゲームにもアニメにも触れず、
いきなり小説版から入りました。
それが原因かとも思いますが、
ノリきれなかった最大の理由が
”キャラクターのビジュアルイメージが 全く浮かんでこない”

もともとがゲームやアニメといったメディアなので、
この小説を読んでいる人の大半は
登場人物の容姿などがイメージできるのかもしれませんが、
それらを知らない僕には、
彼らのイメージを固定するのがかなり難しい。


読み終えた後に、カバーイラストを見ても、
誰を描いた絵なのかわからない。


読んでいる最中は、口調や口癖、性格などで
誰が誰だかはもちろん判断できるのですが、
ビジュアルの描写がかなり少なかった気がします。


一番の原因は僕の想像力の貧困さなのでしょうが、
お話はそれなりに面白かっただけに、ちょっと残念。
もったいない事をしたなぁ。
アニメや漫画を見てからだったら違ったのかな。


「ひょっとすると、…俺は君の事が、
 …………………………………好きだった。
 その言葉と共に、もう一度だけ振り下ろす
 …そして俺は、
 真っ赤に滴る金属バットを床に落とした……。」


ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)

ひぐらしのなく頃に 第1話 鬼隠し編 上 (講談社BOX)

ひぐらしのなく頃に 第一話~鬼隠し編~(下) (講談社BOX)

ひぐらしのなく頃に 第一話~鬼隠し編~(下) (講談社BOX)