『機動戦士ガンダムUC 1 ユニコーンの日(上)』

連休を利用して、
以前に住んでいたところに遊びに行ってきました。
(このエントリーを書いているのは1月14日です。)
その往復の新幹線の中で読もうと思い、
カバンの中に詰め込んだ本、機動戦士ガンダムUC


先日、全弟と『ガンダム無双2』をやっていたときに、
彼が云った一言。
『お兄、ガンダムユニコーン読んでる?あれ、面白ぇぞ。』


僕と彼は、全兄弟(多分)でありながら、
性格も容姿も全く似ていないのですが、
趣味・嗜好の部分においては、共感できることが多く、
彼が云うなら、と思い読み始めました。
現時点(1月14日)で3巻まで読んだのですが、
一つ一つの感想が長くなりそうなので、
分けて書くことにします。


このBLOGを書いていく上で、
なるべくネタバレを避けているつもりなのですが、
この本に関しては、それが出来そうにありません。
初めに断っておきます。
かなり興奮していて、
冷静に文章が書けないと思われます。


実は、読み始めてから半分ぐらいのところまでは、
正直云って、読み進めるのが苦痛でした。
まだ第1巻、このお話のプロローグ部分なので、
世界観の説明や登場人物紹介といった感じなのですが、
少しテンポが悪く、
なかなか作品の世界に入り込めませんでした。
背景描写等も
”おまえら、ファーストからガンダム見てんならわかるだろ?”
的な表現が多かったように思います。
っていうか、
ガンダム観てない人が読んで、イメージできるのか?


ですが、物語が展開し始めてくると、
もうページをめくる手が止まりません。
カミーユシーブックを足したような雰囲気の主人公、
バナージ・リンクス
名前からして意味深な少女、オードリー、
まちがいなく強化人間であろう女性パイロット、マリーダ。
彼ら彼女らが、頭の中で、アニメになって動き回ってます。


しかも安彦良和デザインで。


思わず大きな声を出してしまいました。
MSもクイン・マンサの後継であろう
クシャトリヤ”など新機体も登場、


しかもカトキハジメデザインで。


他にもジェガンギラ・ドーガ、なんて懐かしい名前も。
(ちなみに時代設定はUC0096、
 『逆襲のシャア』から3年後です。)


ファーストやZへのオマージュといったような
台詞や場面もいくつか見られ、
読んでいて顔がニヤついてしまいました。


2巻まで一気に読んでしまったのですが、
続きは明日で書くことにします。
ホントは感想なんて一言で書けちゃうんですけどね。


”やっぱ、ガンダムって面白いわ。”


ファーストガンダムとかZガンダムで育った世代だと、
最近のガンダムは認めないって人も
多いのかも知れないけど、
そういう人でも、これは楽しめると思います。


騙されたと思って読んでみ、マイシスター。


『心が地べたから離れられないのに、
 ニュータイプなんて言ってもな……』